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対談

年々「楽しい」を更新。
自分らしく仕事ができる場所

たからこども園
安部 衣津佳先生 
保育士歴14年 / 4歳児担任
西上 深月先生 
保育士歴2年 / 4歳児担任

たから福祉会は複数担任制です。たからこども園4歳児クラスをペアで担任している安部先生と西上先生のトークをご紹介します。

声を掛け合える関係性が心地良い

安部:私たち二人とも、子どもと関わる仕事に就きたいという夢を持っていたんだよね。私は保育園と幼稚園を経験して、4年前にこの園に転職した。とにかく働いている人たちがあったかい雰囲気のところがいいと思って探していたの。面接のとき、園長先生が気さくに話してくださった印象がとても良かったのも、ここに決めた理由の一つかな。

西上:私は新卒で入りました。0歳~6歳までの全園児の名前を覚えられるくらいの規模感が良かったのと、園見学のときに案内してくれた主任の先生に惹かれました。子どもと話している様子がとても優しくて、子どもたちものびのびしていた。園舎がキレイだったことも良かったです。

安部:職員の仲はほんと良いよね。上下関係なく話しやすい雰囲気がある。わからないこともなかなか質問しにくい職場環境だと大変だけど、ここは本当にみんなが話しやすいから、ストレートに言っちゃうこともある。最初は年下の先生たちから「怖い」と思われたこともあったみたいだけど(笑)。

西上:確かに、最初はちょっと怖かったです(笑)。でも、安部先生はサバサバした感じで、いじわるで言ってるんじゃないってすぐにわかりましたし、できていることは褒めてくれるので、すごく嬉しい。指摘や注意を受けるときも、ちゃんとその意味や意図を教えてくれて理屈が通っているので、次に活かそうって素直に思えるんです。
1年目はわからないことだらけで無我夢中でしたけど、ほかの先輩からも、「1年目はいっぱい失敗しときね」と言ってもらって気持ちが軽くなりました。2年目は子どもたちとの関わりもスムーズになって、楽しめるようになってきました。次年度はもっと楽しくなるなって、今から自分に期待しているところです。これも人に恵まれたおかげだと思っています。

安部:私自身、この園に来るまでは「見て学べ」みたいな感じで、褒められることも注意されることもあまりなくて。だからこそ、声掛けをすごく大切にしています。気が付いたらすぐに、「良かったよ」とか「ありがとう」「ごめんね」なども言うようにしている。みんなが仕事をしやすい環境であるために、自分はどうする必要があるのか、ということは常に考えていますね。

複数担任だから分かち合える、成長できる

西上:私は就職活動のときに、複数担任制っていうのが必須条件でした。幼児クラスも担任が二人いるのは、特に新卒だと本当に心強いんですよね。先輩の保育を直接学ぶことができるし、質問もしやすい。実習のとき、一人担任の幼稚園に行きましたけど、とにかく常に何かに追われている感じで、しんどうそうだったんです。

安部:一人担任だと自分の好きなようにできるという利点があるけど、複数担任の場合は、誰かと一緒にクラスを運営することで、自分自身が成長できるメリットがあると思うわ。声掛けの仕方にしても、相手のことを思いながら進めていくわけだし。指導する立場になって、私自身も勉強になっています。

西上:二人いると、一人が子どもの保育に入っている間、もう一人は書類仕事を進めたり、役割分担できるので時間を有効に使えます。安部先生はクラス担任以外の仕事も多いので、私ができることは率先してやろうと意識しています。

安部:西上先生は私が何も言わなくても、できることを自分で探して、「やっておきました」ってすすんで取り組んでくれるので、本当に頼もしいし、ありがたい。そういう姿を今度は新しく入ってきた人たちが見て学んだりするので、良い先輩になるだろうなって思っています。

西上:嬉しいです。安部先生は私の良いところもそうじゃないところもちゃんと言葉にしてくれます。先輩、指導者として素敵だなと思う一方、子どもと関わっているときは、すごく楽しそう。自然体で子どもとの時間を満喫している感じ。私も輪の中に入りたいって思っています(笑)。私はまだ自分の殻を破りきれていない部分があるので、安部先生とペアを組んでいる間にそれを破って、楽しい時間を一緒に過ごしていきたいです。

働きやすさをみんなで叶えて、
暮らしも充実

安部:西上先生は南大阪出身、私は神戸の山の方。二人ともたからこども園に入ったことがきっかけで一人暮らしをはじめたね。私は住宅借り上げ制度があるというのも転職条件の一つでした。阪神なんば線・福駅の近くに住んでいますが、難波まで1本で行けるし、駅の周りには病院もスーパーマーケットもあってとても便利。

西上:私は阪神本線・姫島駅が最寄りです。大阪梅田駅まで10分ちょっとで行けるので、休みの日は友達を誘ってごはんや買い物にさくっと行けるのも楽しいです。

安部:プライベートの時間を楽しめるっていうのも、本当にありがたいこと。以前は朝7時半に出勤して19時、20時まで残業して…って感じだったので、もう毎日疲れ果てていました。この園では、大きな行事前は遅くなることもあるけど、普段は園全体が「定時で帰ろう」モードなので、みんなで助け合って仕事を終わらせて、早く帰れる。

西上:園長先生自身が、私たち保育士の働きやすい環境っていうのをすごく考えてくれていますよね。学生のときは、園長は上から指示出す人というイメージがありましたけど、ここに入って良い意味で覆されました。私たちと一緒になって考えてくれるのはちょっと衝撃でした。「元気か?」って、よく声を掛けてくださるのも嬉しいです。

就活生へのメッセージ

一緒に楽しんで保育する仲間を待っています

安部:保育士は、大好きな子どもと楽しく過ごせる仕事。もちろん、壁にぶち当たったり、責任も重かったり…と大変なこともありますが、それ以上にやりがいや得られることが多くて、年を追うごとに増しています。そんな当園にぜひ一度見学に来てくださいね。

西上:私の就活中はコロナ禍だったので、園見学もままならない状況でしたが、結果的にこの園に入れたので良かったです。就活生のみなさんは、いろいろ見学に行って、自分に合うところを見つけてほしいと思います。それがたからこども園だと嬉しいな。一緒に働けることを楽しみにしています。